まったく0(ゼロ)からの信仰生活 > 著者よりコメントです。

 
この本は、すべてのクリスチャンに対する、信仰生活の応援歌です
 


あなたがたのうちに良い働きを始められた方は、
キリスト・イエスの日が来るまでに
それを完成させてくださることを私は堅く信じているのです。
ピリピ 1章6節

 牧会者として歩み始めて数年、祈りの中で何度この御言葉を口にしたことでしょう。教会のおひとりおひとりの信仰生活が祝福され、生涯の歩みを全うすることができるように、といつも願ってきました。この本も、そういう祈りの中で書かれたものです。

 すべてのクリスチャンが、神の御手の中に生き、自分に与えられた使命を喜び、人に仕えて歩み、希望をもって生きるように、神が導いてくださっていることを感謝しています。

 この本の執筆は、ある方に言われた、「いったい、私にどういうふうに生きてほしいと思っているんですか?」という質問から始まっています。尋ねられたときは、そんなこと、ずっと教会に来ていたらわかっているはずなのに、といぶかしく思いました。しかし、その問いがずっと頭から離れず、だんだんと自問するようになりました。「自分の牧会している方々が、どういうふうに生きることを願っているのだろうか」、この本は、その問いに対する答えになっています。

 といっても、実はこのテーマへの取り組みは、非常に難しいものでした。何度も、無理することはない、と自分に言い聞かせ、執筆を断念しようとしたものです。そんなときには、決まってこういった書物の必要性を訴え、執筆を応援してくださった方々がいました。

 この本は、すべてのクリスチャンに対する、信仰生活の応援歌です。さまざまな経験をしながら信仰生活を懸命に歩んでいる信仰者の姿を毎日見聞きする中で、記されたものです。

新しい環境に歩み出していった青年たち。
定年後に新しく生きる意味を求めて礼拝に出席している壮年の方々。
不慮の事故で子どもを天に送ったご夫妻。
開拓伝道に励む若い牧会者たち。
自分の意志で信仰を明確に表明したクリスチャンホームの子ども。
老いや病と戦いながら歩んでいる多くの人たち。
教会中を無邪気に駆け回る幼い子どもたち。
カルトの傷から立ち直ろうとしている人たち。
早天祈祷会で祈り続けてくれる兄弟姉妹。

 本来は、ひとりひとりに声をかけるべきだ、と感じながら、すべての思いをこの本に詰め込みました。

 このようにして、ライフ21シリーズの二作目を世に送り出すことができました。おひとりおひとりの信仰生活のために、少しでもお役に立てれば、うれしく思います。

 ますます多くの方が、喜びに満ちた信仰生活を歩めるようにと願いつつ・・・